ども、くろっくです。
今回は、2017年度の良本ランキングBEST5です。
いや~、今年も本は大量に読みました。
いろいろと良作はあるんだけど、中から5つだけに絞って紹介して参ります。
では、さっそく第5位から。
第5位
SINGLE TASK~一点集中術~
(著 デボラザック・訳 栗木さつき)
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
複数の事を同時進行するマルチタスクよりも、1度に「1つの作業」のみに集中するシングルタスクのほうが圧倒的に効率が良い、という話。
・シングルタスクの利点や必要性
・マルチタスクの害毒性
・どうやればシングルタスクを身に付けられるか?
これらについて書かれていている良本。
第4位
残酷すぎる成功法則
(著 エリックパーカー・訳 橘玲)
残酷すぎる成功法則
永遠の課題である「成功」について独特の切り口で分厚く書かれている。
非常にブ厚い本なんだけど、橘玲の翻訳も心地よくスラスラ頭に入ってくる。
この本は近い将来、「7つの習慣」や「思考は現実化する」と肩を並べる評価を受けるはず。
第3位
すべての教育は「洗脳」である
(著 堀江貴文)
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
タイトルだけ見ると教育論の話か?と思うかもしれないが、本書のテーマは生き方や働き方である。
今までの日本の教育というのはサラリーマン社会に従順させるための洗脳であって、そもそもサラリーマン社会そのものが間違っている。
では、どうすれば洗脳を解くことができるのか?
解決策としては、「自分の好きなことだけに没頭しろ!」「やりたい事があるなら今すぐやれ!」という結論。
この本の視点というのは、今後の主流になる可能性がある。
早いうちに読んでおけば他人と差をつけられるので、読むなら早いほうが良い。
第2位
神・時間術
(著 樺沢紫苑)
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術
時間管理や時間の捻出方法について具体的に書かれている大傑作。
肝は、具体的な方法が書かれているところ。
・クリエイティブな仕事は起床直後に行う
・ストップウォッチを使う
・シングルタスクはやらない
などなど。この本でもシングルタスクが推奨されていますね。
第1位
幸福の資本論
(著 橘玲)
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
「幸福」というテーマというのは実は言語化しづらい。
本書では、そもそも幸福とは何か?どうすれば幸福になれるのか?が記されている。
具体的に言うと、
①金融資本(お金)
②人的資本(自己実現)
③社会資本(人との絆)
まずは上3つの資本のうち2つが充実している事。これが幸福への最低条件。
そして、資本1つにだけ依存するのは非常に危険。
①はあるが②③がない=年金支給者
②はあるが①③がない=駆け出しの自営業者
③はあるが①②がない=地方のマイルドヤンキー
例えば、マイルドヤンキーが「いつもの地元の友達」を失えば何も残らない。
幸福に近づくためには、それぞれ3つの資本を伸ばしていかないといけない、ってわけです。
では、どうやって伸ばすのか?
本書では、3大資本の具体的な伸ばし方を書いてくれています。
それにしても、「幸福」というテーマを言語化するのって難しいはずなんですよね。
良くキッチリ言語化できたな~と舌を巻かされます。加えて、橘玲の文体が読みやすい!
というわけで、橘玲の幸福の資本論が2017年度のN0.1となりました。
ちなみに去年2016年のN0.1は、ちきりん著の自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方です。
ここに挙げた本は、どれも値段以上の価値があります。
自己投資としての期待値は特大プラスですので、ぜひとも買ってみてください。
では、ここらへんで。
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