ども、くろっくです。
今回は、2018年度の良本ランキングBEST5です。
いや~豊作豊作。2018年も良本の大豊作でした。
今年も去年と同様に、5冊の良本をランキング形式で紹介させていただきます。
では、さっそく第5位から。
第5位
転職の思考法
(著 北野唯我)
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
意味のある意思決定とは必ず、何かを捨てることを伴う。
上の名言。転職の思考法で最も強烈な文です。
「転職」がメインテーマではあるものの、「転職」なんてまるで興味が無い人にも面白く読める本となっている。
あと、本書は「ビジネス本」ではあるものの、ストーリー形式(小説形式)です。
感覚で言うと、ドラゴン桜やインベスターZを読んでるような感じかな。エンタメ目線でも面白いです。
第4位
CHANGE!~人とチームを強くするラミレス思考~
(著 アレックス・ラミレス)
CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考
横浜DeNAベイスターズのラミレス監督の著書。
最初に言っておくと・・・
この本は野球本ではありません。ビジネス本です。
もちろん野球が主軸となって話は進んでいくものの、
この本のメインテーマはラミレス流の組織論・仕事流儀・人生哲学です。
だから、野球を知らない人にも理解できる構造になっています。
あと読みやすいので、普段はあまり本を読まない人にもオススメですね。
第3位
アウトプット大全
(著 樺沢紫苑)
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
この樺沢紫苑先生。
去年2017年の良本ランキングでも、第2位に神・時間術が入っています。
今回のアウトプット大全もまた、究極的なライフハック本となっています。
タイトル通り、アウトプットの重要性が徹底的に説かれていて、さらに具体的なアウトプットのやり方・コツ・効率化なども示されている。
ところで今回のランキングでは3位でしたが、「期待値の即効性」という面ではダントツの1位です。
この本では「具体的にこうすれば良い」という情報が詳細かつ大量に書かれているので、読み終わってすぐに実行できますから。
第2位
武器になる哲学
(著 山口周)
武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
この本は哲学の本というよりも、心理学・経営学・経済学・論理学などなど守備範囲は広いです。
言ってしまうと、リベラルアーツの本です。
(これらの学問からの教養を全て含んだものをリベラルアーツと言います。)
著者の山口周さんは、様々なところで「現代社会においてのリベラルアーツの重要性」を主張しています。
リベラルアーツを学ぶことは、現代社会において大きな武器になる。
稼ぐ事・ビジネス・経済・経営・人生観・思考法、などなど様々な面で多いに役立つ。
ところで読書というのは、基本的にそれだけで期待値があるというものです。
本書の”読書期待値”の特徴としては、他の書籍とは少し毛色の違う期待値です。
他の書籍と違ってリベラルアーツからのアプローチであるがゆえに、期待値の毛色も違ってくるからです。
毛色の違う期待値ということは、「他者と差別化できる期待値」と解釈しても良いでしょう。
要は、「この本を読んでおけば他者と差をつけることができますよ」って話です。
あとこの本については、kindle unlimitedからも閲覧可能となっています。
月額980円で読み放題ですし、今なら初回30日間無料です。
当の僕も相当に長い間にわたり加入し続けていますので、自信をもってオススメできます。
山口周さんの別の著作では、知的戦闘力を高める 独学の技法もオススメですね~。
第1位
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
(著 ふろむだ)
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
まず開口一番でネガティブな事から書いておきます。
このふろむだ本で書かれていることは、全てが全て正しいというわけではありません。
それどころか、「この部分に関しては納得いかないな」「この章で書かれていることは誤っているでしょ」という点も多々ある。
つまりは、「ふろむだ本は減点すべきポイントも多いよ」ってことです。
逆に言うと、大量減点があるにもかかわらず2018年の1位に輝いているわけです。
この本を読むことで得られる価値や知識や期待値は、それほど莫大かつ破格であるってこと。
ふろむだ本の結論から言うと、「人生は運ゲー」だってことです。
とはいえ、単なる運ゲーではなく「運任せにしては勝てない運ゲー」だと言っています。
人生は運ゲーだ。
ただし「当たると次に当たる確率が上がる運ゲー」である。
それならば、最初に当たるまでは様々なことに分散して小さく賭けて、
ひとたび当たって確変に入れば、そこに集中して大きく賭けよう!
人生は運ゲーだ。
最初の成功を掴み取るのも、運だけが必要である。
それならば、とにかくサイコロをたくさん振ろう!
最初の成功を勝ち取る最善の手段は、試行回数を増やすことだ!
言ってしまうとこんな感じです。
そもそも、なぜ人生を「当たると次に当たる確率が上がる」と定義しているのか?
それは、1回当たったことで錯覚資産が生まれるから。
周囲から実力があると錯覚される。
すると資金の提供があったり、環境設備が施されたりと良い事三昧。
この錯覚資産。
「(実力があるわけではないのに)実力があると勘違いさせる力」とでも定義しましょう。
ふろむだ本においては、この錯覚資産こそが究極的に重要な概念なのです。
「錯覚資産こそが人生や成功のすべてである」と断言しています。
社会人になったら、錯覚資産を持つ者は、人生はイージーモードの神ゲーになるが、錯覚資産を持たざる者は、人生はハードモードの糞ゲーになる。
まあ、ここまでにしときます。
もしも興味があるならば、人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているを読んでみてください。
ただし間違っていることも書かれているので、全てを鵜呑みにすることだけは避けてください。
最後に、3位~1位をの読書期待値の球種として表現するならば・・・
3位 アウトプット大全
=最も即効性のある期待値
2位 武器になる哲学
=最も他者と差別化できる毛色の期待値
1位 ふろむだ本
=最も旬でタイムリーな期待値
(2018年末時点に読むとすれば期待値は最も高い。ただし2年後3年後に読んだ場合の期待値はかなり落ちる)
こんな感じですね~。
あと、去年2017年のランキングは以下のリンクから。
では、ここらへんで。
さらにマニアックな期待値考察&立ち回り考察をnoteにてやってます!
→https://note.mu/district9
堀江、キンコン西野の
「バカと付き合うな」は読まれましたか?
レビューを読むと、他の堀江、キンコン西野の本と同じような内容を述べている、とありますが、逆に上記の本を一冊もよんでいないのであれば、期待値はある本なのかな、と。
本を読むって労力時間ともに膨大に消費するため、それこそ期待値高いところだけを刈り取るために、事前に読むべき本を漁っています。
もし読んでいれば、
読むべきか否か
その理由
を教えてくれると非常に助かります
5分のコメント往復で3時間の無駄読書の可能性を避けることができる
これって素晴らしいことと思います
「バカと付き合うな」は未読ですね〜。
この手の煽りスタイルの本は食傷気味だし、似たりよったりの金太郎飴の傾向が高いからです。なので、今のところは読む気にはならないです。
ただ、ホリエモンの著作ならば「すべての教育は洗脳である」は絶対に読むべきですし、キンコン西野の「魔法のコンパス」も読むべきだと思いますね〜。