ども、くろっくです。
おそらく、50枚貸し・55枚交換(or56枚交換)が全国的に主流かと思います。
そして大半の地域は再プレーに枚数制限があり、500枚制限という店は多いかと思います。
(宮崎県は再プレー無制限らしいですね。ただこれはレアケースでしょう。)
それでは、この再プレー500枚制限だと期待値はどのように変わるのか。
手持ち500枚でのざっくり期待値計算の手順について説明していきます。
凱旋700を例に手持ち期待値を説明
例題は、凱旋700Gです。
結論から言うと・・・
=+1924円
そして、
どうやって手持ち500枚の期待値を考えるのかというと・・・
×
現金投資になった場合の平均投資枚数
上の式を脳内イメージすれば、現金投資での損失はアバウトに数値化できます。
もしかすると、「凱旋とか沖ドキとか手持ち500枚じゃやりたくないよ」と思う人も多いかもしれません。
ただ、期待値損失というのは手持ち500枚もあれば想像以上に軽くなるのです。
持ちメダル300枚だったり1000枚とかの場合にもどの程度の期待値なのか目測できます。
では、手持ち期待値の計算について細かく記述していきます。
①まずは天井当選を除いた大当たり確率をアバウトに目測
凱旋の設定1の大当たり確率は1/452.8ですが、これは天井到達込みの数字になります。
細かい正確な計算はできないのですが、天井を除く大当たり確率は控えめに見て1/475です。
なので一旦は1/475と仮定します。
②手持ち500枚から足が出る確率をアバウトに算出
次に足が出る、というか現金投資に発展する確率を計算します。
凱旋は1k25回転ですから、500枚だと250回転。
ですから251回転ハマれば、足が出るということです。
大当たり1/475で251回転以上ハマる確率は・・・・58.92%!!
控えめに見ておいて60%としておきましょう。
「大当たり確率1/475・ハマッタ回数251回」と入力すればハマリ確率を計算してくれます。
このサイトは難しい計算が苦手な僕のような人間にとっては強力な武器となります。
非常にありがたく重宝させてもらってます。
①の「天井を除く大当たり確率」の算出も、このサイトです。
気合でアナログ調整すればアバウトには出せます。
③現金投資に発展、そこからの平均投資額をアバウトに算出
凱旋700で250G消化。
なので、現金投資の時点で平均950Gです。
今度はこの950Gから平均いくらで当たるか、というのを出します。(天井当選も含みます)
スロプロドットコム様を参照にしていただくのが早いですが、ここでは更に多めに見て1/330と仮定します。
1k25回転の1/330なので、660枚(13.2K)です。
まとめると、
平均現金投資….660枚(13.2K)
ですから結論として、660×0.6で・・・
凱旋700の手持ち500枚の平均現金投資
→→396枚(7.92K)
とアバウトに算出できます。
細かい計算式や計算条件のツッコミどころを挙げてたらキリがないので。
④非等価期待値と現金投資の流血とを照らし合わせる
まず現金投資ならばどうなるかというと、5.5枚なら1000円あたりで5枚取りこぼす、という解釈で問題ないかと思います。
凱旋700の期待値は、5.5枚無制限なら2670円。
ですから、2670円から平均何枚取りこぼすかを引けば良いわけです。
平均現金投資は396枚(7.92K)。
しかし単に5枚×7.92Kというわけにいきません。
50枚区切りでコインを買わなければならないので、余剰にメダルを借りる状況に必ず陥るからです。
45枚持ってて当選なんて展開も多いかと思います。
ただ、①②③の計算で三重に控えめに見てたので(58.92%→60%とか)、
ですから平均8.2Kくらいに仮定して問題ないかと思います。
5枚×8.2Kで41枚の流血。そして、41枚を5.5枚で換算すると746円です。
ですから凱旋700の5.5枚再プレー時の期待値は
2670円-746円。
+1924円くらいだとアバウトに目測できます。
G数解除系の機種は少しばかり事情が違うと思います。
しかし多少変則的になるというだけで、本質的にはこのやり方でOKだと思います。
ハーデスなんかも800ゾーンがありますが、
700~や750~とかはその800ゾーンをまたぐので、現金投資に発展する割合は凱旋よりも低いと思いますね。
850~だと現金投資に発展する確率は上がりますが、ここまでくると非等価だろうが持ちメダルゼロだろうが打っていいレベルなので関係ないと思います。
このやり方で脳内換算できる
最後にもう一度言いますが、単なるざっくり計算ですからね!
たぶん計算のやり方とか条件とか間違ってることも多いと思います。
しかし一つ言えるのは、+1924円という数字から極端に乖離する可能性は低い、ということです。
最大の肝は、5.5枚無制限の期待値からどの程度流血するのか。これだけ知れば良いのです。
ですからG数が変わったり、手持ち枚数が変わってもアバウト目測できます。
5.5枚・凱旋650(手持ち700枚)……..+1845円
という具合です。
+1640~1924円(50分~60分)、というのは打つ価値がそれほど無いように見えます。
しかしここで仮に2000枚とか出れば、次の凱旋700は問答無用で+2674円になるのです。
ですから、1時間後2時間後の事を考えると全然打って良いレベルだと思います。
2016.9月に、新しく手持ち期待値の考察記事を更新しました。
では、ここらへんで。
さらにマニアックな期待値考察&立ち回り考察をnoteにてやってます!
→https://note.mu/district9
自分はこういう考察系のブログは好きなので応援しますよ。
なぜか不思議と長続きしないんですけどね、こういうブログ。。。
とりあえずすろぱちくえすと辺り丸パクリでもして、サイトデザイン頑張ってほしいですね。
あと、こういう考察を進めるのであればちゃんと計算も出来るようになったほうがいいと思いますよ。
この手の考察はどうしても決めつけ型になってしまう中、ブログ上には書かないにしても自分の一本芯の通った理論体系ができていると説得力も違ってきますし、質問があった時にもこたえやすいです。
スロットブログに限って言えば理解できないような難しい計算をしている所なんて一つとしてありません。
中学高校レベルの算数と応用力の問題だけです。
ぐらさん、ご無沙汰しております。
とりあえず自分のアウトプットを考察記事で出し切るつもりなので、
考察ストック尽きたらそこが一つの区切りだと思ってます。
考察系ブログが長続きしない、というのはそういう一段落があるからではないでしょうか。
僕も早急に考察ストックを出し切りたいのですが、
ブログやワードプレスとかの構造やらの壁があるので相当にモタついています。
知らない専門用語がいっぱいあったり、
その意味を一つ一つ調べるだけで非常に骨が折れてます。
そもそも表すら作れていないのが現状なので、
ウェブデザインとか出来るレベルに達するのは当分先の事だと思います(汗)
あ、ちなみに今回の計算で一番難しいのは天井当選を除いた本来の当選率の算出ですかね。
いろいろやり方はありますが、一番簡単な式だけ書くと凱旋の場合
X=本来の当選率
X=(X+1/452.8*(1-X)^1480)
これをExcel先生に解いてもらうとX=約1/473.5
と出せます。
※Excelを使った方程式の簡単な解き方
http://photo-m.tp.chiba-u.jp/~yjo/tips/numerical.html
ただし、このやり方は前兆を考慮せず、天井も1480でペカッと当たる想定ですので、後述のExcelを使った計算で出す方が応用力が高いです。
そちらならゲーム数管理やゾーンのある機種にも適用出来ますし。
本来の初当たり確率が出せたら次はExcel先生に初当たり分布の計算をしてもらいます。
簡単に言うとPOWER関数か^を使って開始ゲーム数~天井までの当選率を1Gごとに出していきます。
D1セルに本来の当選率1/473.5を入力し、E1セルに1、F1セルに=$D$1*(1-$D$1)^(E1-1)を入力します。
次にオートフィル機能を使い700G~天井までの780行までE列とF列をコピーします。
すると700Gから開始して1Gごとの当選率が表示されます。
※$は絶対参照というものです
そして貯玉が尽きる250G地点であるG250セルに=F250/SUM($F$250:$F$780)、H列に=((E250-250)/25*50)*G250と入力し、同様にオートフィルで780行までコピーします。
そしてH781セルに=SUM(H250:H780)と入力する事で250G移行の平均投資額が出せます。
あとはそれに250Gはまる確率である59%を掛ければ500枚貯玉時の平均現金投資は約255枚と出せました。天井到達時の前兆考慮すれば280枚くらいでしょうか。
説明を簡単にするために前兆を省きましたが、上記にちょっと一工夫で前兆考慮した計算もできます。
まぁ、まずはやってみてください。面白いですから。
なお、これらは残念ながらだてさんには理解出来ませんでしたw
あー、計算ミスりました、すいません。
F780セルを=1-SUM(F1:F779)入力しないとでしたね。
なので平均現金投資額は375.7250577枚、天井の前兆考慮で400枚くらいですね。
ちょっとこれ難解すぎますね。
だてさんには理解できませんでしたと言いますが、
理解できる人のほうが珍しいような気がします。
ちなみに僕エクセルとかも何も分からないんですよ。
どうやらブログをやる上でエクセルは必要らしいので、ここらへんも険しい道のりになりそうです。
ちなみに本来の当選率の計算なんですが、
僕が提案したいのはハマリンバです。
凱旋の場合は解答が「1/473.5」とのことですが、
ハマリンバで「1/473.5で1480Gハマる確率」、というのを入力すれば、
「4.3763058%」と出ます。
そして、473.5×(95.62369442%)=452.77
と天井込みである「1/452.8」と限りなく近い数字が出ます。
凱旋以外でも同じです。
見える化さんやスロプロドットコムさんが算出した「○○Gスタートの大当たり確率」に限りなく近い数字が出ますよ。
ただ「1/473.5」とで本来の大当たり確率を知ってて、天井を含む確率を算出する、というのは簡単です。
しかし、天井を含む確率を知ってて本来の大当たり確率を算出する。
これは僕には分からないです。ですからここは気合でやるしかないです。
1/470
天井到達率….4.275407%
470×95.724593=449
→小さい
1/480
天井到達率…4.5659225%
480×95.4340775=458
→大きすぎる
1/475→大きい
1/472→小さい
1/474→大きい
1/473→小さい
1/473.7→やや大きい……
という具合に気合で調整すれば、計算が苦手な人でも算出できますよ。
ちゃんと一つずつ見ていけば全然難解じゃないですよ!
多分Excel勉強していくうちに理解出来るようになっていくと思います。
>ハマリンバ
それでもあってます、というかハマリンバでやってるのは前述した内容と同じ計算です。
等比数列って奴です。
そこから逆算するというのはX=(X+1/452.8*(1-X)^1480)とほぼ同じ事です。
あと、この手のブログが長続きしないのはやはりアクセスが集まらないのが原因のような気もします。
スロ打ちの大多数である養分層にはうけないのではないですかねぇ。
結局解析コピペが一番、みたいな
私がよく使う確率計算のwebページです。
http://jonp-es.com/jonp-kakuzan_for_web
ハマリンバより優秀ですよ!
>エナじいさん
ツールのご紹介ありがとうございます!
このツールも確かに便利ですね〜。
どちらかと言うと、設定狙いの時に重宝できそうな感じがします。