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期待値計算の練習問題【戦国乙女2の561Gはいくら?】




 

ども、くろっくです。

今回は、期待値計算の練習問題について書いてみます。

 

前回の記事で書いたように、天井期待値を算出するには8つの手順を踏む必要があります

ちなみにこの方法ならば誰にでも期待値計算が可能です。(ただし多少の時間と労力はかかる)

誰でも出来る!天井期待値の計算のやり方・算出方法

2018年8月8日

 

 

今回は練習問題として、

戦国乙女2の561Gの期待値はいくらなのか?

を8つの手順と照らし合わせて問いていきましょう。

 

 

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戦国乙女561~の期待値を計算しよう

① 天井を込んだ大当たり出現率(解析の数字)から前兆G数を分離して、前兆を除いた大当たり発生率(天井込み)を仮定する。

戦国乙女2の場合は前兆が比較的長いので、前兆20Gと仮定します。

前兆=20G(仮)
AT当選率=1/364.9
ATの出現率=1/384.9

 

② この機種を0Gから当選まで1周期打った場合の平均獲得枚数を算出する。

・大当たり出現率=1/384.9
・コイン持ち=1k/46.2G
・機械割=96.9%
純増2.2枚と仮定(連チャンは通常転落を経由するため)

・1周期の平均投資枚数=416.5枚(384.9G÷46.2G×50枚)

平均獲得枚数の出し方平均投資枚数ーX=(大当たり出現率+X÷純増)×(1.0-機械割)×3

上の公式に当てはめると・・・

416.5ーX=(384.9+X÷2.2)×(1.0ー0.969)×3
→416.5ーX=35.7957+0.04227X
→380.7043=1.04227X
365.264枚=X(0G~の平均獲得枚数)

 

③ ハマリ確率計算ツールを使い、0G~の天井到達率天井を除いた0G~のAT当選発生率を計算する。

ここが最も面倒であり難しいです。

まずは、期待値見える化様のハマリ確率計算ツールを用意してください。

次に、以下の「天井を除いた当選率を天井到達率から算出する公式」を用意します。

 

天井を除いた当選率÷(1.0ー天井到達率)=天井込みでの当選率

天井込みでの当選率が1/364.9となるように、ハマリ計算ツールに片っ端から気合で当てはめていきます。

 

ここで注意すべきは・・・
ハマリ確率ツールに記入すべきは「999Gハマる確率」ではなくて「949Gハマる確率」です。

戦国乙女2の特徴として天井は実質的には967Gで前兆が発動しますし、1~17Gの間は実質的にATの時間です。
なので、乙女2における通常時とは18G~967Gであるということになります。

 

天井を除いた当選率=1/395と仮定
→1/395が949回ハマる確率は9.2971%。
→1/395÷(1.0ー0.092971)=1/358.28
→小さい!

1/405と仮定
→1/405が949回ハマる確率は9.5741%。
→1/405÷(1.0ー0.095741)=1/366.22
→大きい!

1/403と仮定
→1/403が949回ハマる確率は9.4631%。
→1/403÷(1.0ー0.094631)=1/364.86
→OK!

 

よって、

天井到達する確率=9.4631%
天井を除いた純粋な初当たり発生率=1/403

となります。(前兆20Gを含むと1/423になる)

 

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④ 天井時の平均獲得枚数と非天井時の平均獲得枚数を算出する

この④。

戦国乙女2の場合は、凱旋のやり方とは少し違ってきます。

 

戦国乙女2は、凱旋とは違って天井恩恵は特にありません。

言い換えると、天井=非プレミア当選ということになります。

なので、まずはプレミア当選:非プレミア当選の期待枚数をそれぞれ出す必要があります。

 

中段チェリー(1500枚仮定)=1/32768
フリーズリプレイ(2000枚仮定)=1/65530
天下統一当選(550枚仮定)=1/4450仮定
大当たり平均出現率(365.264枚)=1/384.9

中段チェリー当選割合=1.1746%×1500枚
フリーズ当選割合=0.5873%×2000枚
天下統一当選割合=8,6494%×550枚

非プレミア当選割合=89.57887%×??枚

??を出すには、[365.264枚ー(0.01746×1500)ー(0.005873×2000)ー(0.086494×550)]÷0.895887で良いです。

非プレミア当選=天井当選枚数=321.8344枚ということになります。

 

天井当選(非プレミア当選)=321.8344枚
天井到達経由=9.4631%

非天井当選=??枚
非天井当選経由=90.5369%

1周期の総平均獲得枚数=365.264枚なので・・・

非天井当選時の獲得枚数=369.8033枚となります。

 

そのハマリG数からの天井到達率を出す

さて、乙女2のハマリ台のお題は561Gでしたね。

期待値見える化様のハマリ確率ツールを使って、561から1/403の確率で406Gハマる確率を出します。

入力するだけで天井到達率=36.4694%と出てきます。

 

そのハマリG数からの平均投資枚数を算出する

では588~の平均大当たり発生率はどうなるか?というと・・・

前述っしたように、天井を除いた当選率÷(1.0ー天井到達率)=天井込みでの当選率という公式を用いれば算出することができます。

1/403÷(1.0ー0.364694)=1/256.03

これに前兆20Gを足して256.03G+20G。
合わせると588~の大当たり出現率=1/276.03

1/276.03を1k/46.2Gで割ると、588~の平均投資枚数=298.766枚です。

 

⑦ そのハマリG数から打った場合の「天井:非天井」の出現比率を出し、そのG数からの平均回収枚数を算出する

天井到達=36.4694%×321.8344枚
非天井当選=63.5306%×369.8033枚

なので平均すると、561~の平均回収枚数=352.309枚です。

 

⑧ 平均回収枚数ー平均投資枚数=天井期待値

561~の平均投資が298.766枚(⑥)、平均回収が352.309枚(⑦)。

よって、561~の天井期待値=+53.543枚(+1070.86円)となります。

 

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まとめ

戦国乙女2や凱旋のような「完全自力型」の機種ならば、この計算のやり方で誰でも期待値算出が可能です。

ただし、初代イーターやサラ番のようなG数管理型には今回の計算方法は全く通用しません。

あとハーデスやビンゴのように基本自力だが若干ゾーンが絡むタイプでも通用しないので注意を。

 

まあ戦国乙女2に関しては、200Gごとに高確に入りやすくなるので微ゾーンがあるといえばあるんだが・・・

ゾーンの影響は当選率などに殆ど影響ないですから、「乙女2のゾーンは存在しない」という前提で期待値計算しても数字に殆ど影響はないと思います。

 

あとプレミアの期待枚数も良く分からないので、中段チェ=1500枚・フリーズ=2000枚と仮定しました。

天下統一当選に関しては、獲得枚数を550枚仮定して、されに当選出現率も1/4450と仮定しているので割とガバガバです。

まあ、ここがガバガバだとしても期待値に極端な影響はないです。

プレミア出現率とか期待枚数とかが不明ならば、一旦は上のようにザル仮定しましょう。

ザル仮定した上で、とりあえずは期待値を出してみるのが良いと思います。

 

 

では、ここらへんで。

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