ども、くろっくです。
今回は、鬼武者再臨のような天国ループが強い機種はシミュ値よりも格段に獲れる!という話です。
天国ループが強い機種。2012~2013年あたりに特に多いです。
他には麻雀物語2・豪炎高校など。
この手の機種は、今もバラエティの島に何台かあるはずです。
そもそもなぜシミュ値よりも獲れるのか?
理由は・・・
シミュ値には、天国ループを1ループだけしか加味されていないからです。
鬼武者再臨・麻雀2・豪炎高校。
1~128というのは破格のゾーン期待値なわけです。
しかもループ性があります。
プレミアムビンゴの場合は350~570を1回消化すれば終わりです。
一方の鬼武者1~128の場合は、ヒットすれば再度1~128のゾーンがついてきます。
「ヒットすれば350~570がもう1度ついてくる版のビンゴ」とでもお考え下さい。
肝心なのは・・・
シミュ値には「次の1~128」「次の次の1~128」というのが全く加味されていない可能性が高いことです。
「1~128の期待値激高ゾーンを回すのは1回だけ」という条件のはずです。
実際は1.6~1.8回くらいにはなりますよ!(鬼武者の場合)
そして、1.0回ではなく1.6~1.8回ならば・・・
1台あたりに900~1600円の期待値が上乗せされることになります。(後述します)
鬼武者再臨の期待値をググってみると、「600~(モード不問)=約1200円」とか出てきます。
ハッキリ言ってありえないです。こんなに安いわけがない。
実際の期待値というのは、
2回目以降の天国ループの900~1600円を上乗せして、
「600~(モード不問)=2100~2800円」。
こんぐらいになるはずです。
ここからは鬼武者再臨を例にして説明していきます。
まずは、モード滞在別の次回128以内ヒット率をご覧ください。
次回128以内ヒット率
モード | 128以内 当選率 |
128ヒット時の モード内訳 |
---|---|---|
通常A |
23.5% +CZ |
通常A…1.5P |
通常B…12.0P | ||
天国….10.0P | ||
通常B |
36.25% +CZ |
通常A…9.75P |
通常B…1.5P | ||
天国….25.0P | ||
天国 |
43.305% +CZ |
通常A….7.005P |
通常B…3.0P | ||
天国…33.3P |
コイン持ちは31.11G/1k。
そして、平均獲得枚数は610枚です。
まあ610枚とはいえ、天国ループ時はプレミア割合が下がるので獲得枚数はもう少し下がります。
天国ループ時の獲得枚数は580枚としておきましょう。
平均580枚の高獲得機種にもかかわらず、128ループ率はここまで高いわけです。
「天井狙いの後の1~128でヒットした場合は、その次の1~128の期待値は相当に高いはずだ」
と、普通に予想できるかと思います。
天国ゾーンの期待値は?
まず通常A後(23.5%+CZ)。
ここの天国ゾーンで微プラスのラインです。
当然ながら、通常B後(36.25%+CZ)はもっと高くなります。
そして天国後(43.305%+CZ)に至っては、相当に高い期待値のはずです。
まあ128にはA&B振り分けも結構多いので、「天国確定」って状況はほとんど無いんだけど。
まず最初の1~128。ここはA後かB後かによって大きく変わってくる。
しかし、この最初の1~128のゾーン期待値はすでにシミュ値に含まれています。
肝心なのは、2度目以降の1~128の期待値です。
もし1~128でヒットすれば、次の1~128は通常B後(36.25%+CZ)以上にはなるはずです。
天井狙い時のヒットがAだろうとBだろうと何も関係ないです。
比較対象としては、プレミアムビンゴ350~580=1740円です。
(参照・スロプロドットコム様)
ビンゴと比べても、2度目以降の128ゾーン期待値=1500~2000円くらいはあるんじゃないでしょうか。
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シミュ値が安すぎる
鬼武者再臨をググってみると、「600G~(モード不問)=1200円」とか出ます。
こんなに安いわけはないです。
「天井狙い後の128を1回だけフォローする」というシミュレートだと思います。
実践では、4ループ5ループすることもザラにあります。
シミュ値には、この鬼ループの期待値というのが全く加味されていないはずです。
1度の天井狙いで1~128を回す回数は、平均1.6~1.8回くらいにはなるはずです。
しかし、シミュ値では1.0回で固定されているのです。
仮に「2度目以降の0~128期待値を=1500~2000円」とします。
4ループだと1500~2000円を3回上乗せ。5ループだと4回上乗せ。
こうなるはずです。
平均でもう0.6~0.8回ループと仮定すると・・・
(1500~2000円)×(0.6~0.8回)で、
1回あたりで900~1600円の期待値上乗せが可能であるということになります。
なので600~のシミュ値が1200円ならば、
実際の期待値は「600~=2100~2800円」
となるはずです。ただし拘束時間は長くなりますが。
しかし天国ループ上乗せ理論で行くと・・・
1~128の期待値が+100円だったとしても、+1000~1700円になるということです。
なので、通常A当選後でも128まで回したほうが良いと思います。
もし当選したら天国ループが大きいですからね~。
まとめ
今回は鬼武者再臨を例にしました。
しかし、他の天国ループが強い機種も同じです。
ほとんどの天国ループが強い機種のシミュ値は、「1~128をフォローするのは1度のみ」という前提のはずです。
麻雀2にしても「650=1200円くらい」とかマジでありえないです。
天国ループが4連5連とする時もあるのに、こんな安いわけがない。
ただ、豪炎に関しては「500=1200円くらい」と高いので分からない。2度目の1~128も含まれてるのかも。
最後にまとめると、
凱旋680=鬼武者600(モード不問)=麻雀650
僕としては上のようなイメージです。
なので、鬼武者570とか麻雀600とかバラエティにあったら積極的に攻めて良いと思います。
シミュ値では微妙なんですが、2度目以降の1~128期待値が考慮されていないのでもっと獲れます。
では、ここらへんで。
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