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そろそろ台の期待値だけでなく「快適度の期待値」も考慮してはどうでしょうか?【角台or真ん中・両隣の客の有無・マナ悪遭遇率】




 

ども、くろっくです。

先日、LCCのスクートにて台北行きの航空券を買いました。

その際に見つけた座席の価格差が実に興味深かったので記事にしてみます。

 

この記事の結論から言うと・・・

飛行機や新幹線には、座席によって価格差がついている。

これと同じように、スロットの席や環境についても価格差をつけることができる。

なので、「環境Aでの時給3000円」よりも「環境Bでの時給2000円」のほうが価値がある場合も多くなる。

時として、「環境Cでの時給4000円」よりも「環境Dでの時給2000円」のほうが価値が高くなる場合もある。

 

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LCC座席の価格差

まずは、LCCのスクートの座席価格をご覧ください。

全てエコノミークラスなんですが、席によって価格差がついてます。

 

注目はオレンジのシートの+3,920円と、スタンダード指定代の+720円です。

 

オレンジのシート+3,920円

前方に席が無くて1.5倍足を伸ばせる。

これだけで3920円の価格差がついています。(フライト時間は4時間)

もし買うとすれば、時給でいうと約1000円の差が出ます。

 

僕がオレンジ席を買ったか?買わなかったか?でいうと・・・僕は買いませんでした。

前方1.5倍だけでは1時間1000円の価値は無いと判断しました。

 

僕としては、前方どうこうよりも隣のほうが重要です。

「隣(真ん中)に人が座る確率が0%で、かつ前方に1.5倍足を伸ばせる」ならば、1時間1000円払ってました。

 

スタンダード指定+740円

僕が買ったのは、このスタンダード指定740円です。

なぜならば、通路側の席を完全確定させたかったからです。

 

飛行機座席の価値というのを僕が換算すると・・・

通路側>>>窓側>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>真ん中

という感じです。

 

+740円払わないとランダム指定されます。

これだと窓側の席を振り分けられるリスクもありますし、運が悪いと真ん中の席を掴まされるかもしれません。

ランダム振り分けの予想は、「通路側:窓側:真ん中=45:45:10」くらいだと思います。

「45:45:10」を「100:0:0」に出来るのならば、740円払う価値はあります。(1時間あたり185円)

 

個人的な換算だと、

通路側は窓側よりも、1時間当たり+200円の価値がある。
通路側は真ん中よりも、1時間あたり+1200円の価値がある。

つまり「45:45:10」を「100:0:0」に変換するボーダーは、1時間あたり210円ということになる。

販売されている価格は740円(=1時間あたり185円)ですから、自分にとってはお買い得だということです。

 

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スロットの席や環境にも金銭差がある

 

さて、ここからが本題です。

飛行機座席に金銭差がついているのと同様に、スロットの席や環境にも金銭差はつきます。

 

角台VS真ん中

例えば、スロの全台系なんかは基本的には全席が埋まりますよね。

この状況下で真ん中の台で打つ人は、
角台を打つ人に比べて、相対的に損をしています。

理由は2つあります。
1つは、角台は片方にスペースがあるので足を伸ばせるからです。
もう1つは、隣に座ってくる客が最高1人なので隣人のマナ悪遭遇率も下がるからです。

加えて言うと、たまに台と台の間隔が缶ジュース1つぶんで激狭というホールもあります。(特に東京に多い)
この場合だと、台間隔が広いホールの真ん中に比べてさらに損をすることになります。

 

自己換算・角台VS真ん中=1h/400円の格差
・角台VS真ん中(台間隔狭)=1h/1,000円の格差
※席が全て埋まった前提、マナ悪遭遇率込みでの算出

 

両隣の客の有無

両隣に客がいるかどうか?でも金銭差が発生します。

たとえ真ん中だろうと、両隣に客がいないのならば非常に快適に打てます。

言い換えると、隣に客がいる角台よりも両隣に客のいない真ん中のほうが価値があるとも言える。

 

自己換算・角台(隣ゼロ)VS真ん中(両隣ゼロ)=1h/0円の格差
・角台(隣いる)VS真ん中(両隣ゼロ)=1h/△200円の格差
・角台(隣ゼロ)VS真ん中(両隣いる)=1h/600円の格差
※マナ悪遭遇率込み、台間隔広での算出

 

隣人がマナ悪率

ここが最も重要。

競争率の激しい店というのは、マナ悪人間がしょっちゅういます。

台パンやら強打やら、群れて1日中騒いでる連中とか、隣人の連れがずっと後ろで演出ガン見してるとか。

 

自己換算・両隣が空きVS隣がマナ悪=1h/3,000円の格差
・両隣が空きVS両隣が模範客=1h/300円の格差
※台間隔広での算出

 

なので、この理論でいうと・・・

両隣が空いてる状況で期待値20,000円稼ぐ
=マナ悪の隣で期待値59,000円稼ぐ(13時間稼働)

両隣が空いてる状況で期待値0円稼ぐ
=マナ悪の隣で期待値39,000円稼ぐ(13時間稼働)

という等式が成立します。

極論ではあるが、マナ悪の隣で39,000円稼いだところで実質的には無給ということです。

 

3,000円もの格差がついてますが、これは僕換算です。

ここまで行かずとも、多少の金銭格差が付くのは間違いないはず。

1h/500円の格差と換算する場合
→両隣が空きでの稼働に比べて6,500円損をする(13時間稼働)
→両隣空き・期待値23,500円=マナ悪隣・期待値30,000円

1h/1000円の格差と換算する場合
→両隣が空きでの稼働に比べて13,000円損をする
→両隣空き・期待値17,000円=マナ悪隣・期待値30,000円

 

「マナーが悪い連中が多くてウザイんだけど」という声をよく耳にしますが・・・

そんなにイヤならば期待値を下げてでも快適な店に行けば良いだけのことです。

たとえ期待値が下がったとしても、実質的な価値は同じかそれ以上です。

快適度の格差というのは金銭換算できるので。

 

喫煙者遭遇率

人によっては、タバコの煙がイヤだ!という人もいると思います。

この場合は、「両隣が非喫煙者である環境」と「隣が喫煙者である環境」とでは金銭格差がつくでしょう。

「両隣が喫煙者」と「片方だけが喫煙者」というのでも適度な差が出るかもしれません。

 

ただ、僕からすると金銭格差は1h/0円です。

僕自身が喫煙者なので何も問題は無いです。
むしろ隣も吸ってくれたほうがこっちも気を遣わないのでラクです。

 

自己換算・両隣が空きVS両隣が喫煙者=1h/?円の格差
・両隣が空きVS片方が喫煙者=1h/?円の格差
※僕としては1h/0円だけど。

 

「隣に喫煙者がいるとウザイ」と文句をよく耳にしますが・・・

もし全台系の激戦店で文句を言ってるのなら、期待値を下げてでも過疎店に行けば良い話です。

隣人喫煙遭遇率が激低ですから。

 

激戦店と過疎店との間に期待値の格差があったとしても、快適度にもまた格差があります。

そして、快適度の格差というのは金銭換算できます。

期待値が下がっても快適度が上がるならば、その人にとっての実質的な価値は同じかそれ以上です。

 

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まとめ

 

記事では端折ったんだけど・・・

隣に座らないまでも、マナ悪軍団が同じ店にいるだけで快適度は下がります。

張り付きやベガ立ちがいればいるほどに快適度は下がります。

 

ところでミリオンゴッドディセントというのが美味しいみたいだけど、マナ悪率&張り付き率もハンパ無いみたいですね。

 

たとえ期待値が大きく上がるとしても、快適度が大きく下がるのならば意味が無いです。

ディセントを稼働する時は「期待値と快適度のバランス」をよ~く考えたほうが良いと思いますよ。

 

まあタイの奥地にいるので僕には関係ないけど。

 

では、ここらへんで。

さらにマニアックな期待値考察&立ち回り考察をnoteにてやってます!
https://note.mu/district9

 



8 件のコメント

  • うーん、なんかいまいちピンとこない人が多そうな気がします。

    >>快適度の格差というのは金銭換算できます

    この考え方ってサービスを提供する側からすると『その考え方凄くいいね!』ってなると思います。今まで均一だった「座席の価格」がお客さんに快適度という価値を意識してもらうだけで「座席の
    価格」が上がるわけですから。

    一方でこの考え方を採用して選択を考える側の視点だと、
    快適度を金銭的価値に置き換えようって言われても「そんなの人によるし、やる意味もそんなにある?」って感じなんですよね。

    例えば、「快適度を意識して選択するとこんな素晴らしいメリットがあります!」とか、逆に「快適度を意識して選択しないとあなたが気付いてないだけでこんな恐ろしいことなります…」
    って書いてあれば、『あーそれなら意識しよう!』ってなるんですけどね。

    ここまで書いておいてなんですが、個人的には快適度めちゃくちゃ気にしますw

    • 「ストレスを感じずに稼働できる」。そもそも、これ自体が素晴らしいメリットだと思います。
      「不快な客の隣で不快な環境で1日中稼働する」。そもそも、これ自体が恐ろしいことだと思います。

      僕としては、これが当然だと思うのですが・・・
      価値観の違いからなのか、どうも伝わりづらいのかもしれません。

      むしろ「なぜ快適度を疎かにしてまで時給UPにこだわるの?」とこっちが聞きたいくらいです。
      まあ「貯金が少ないから何としても稼がないと!」という人ならば分かるんですが・・・

      もしかすると、
      「マナ悪軍団が排除されるべきなのに、なぜ俺が時給を下げて退かなきゃならないんだ!」
      「厚かましくタバコを吸う喫煙者が悪いのに、なぜ俺が時給を下げて退かなきゃならいんだ!」
      という考えなんでしょうかね。良く分からないけど。

  • 自分はこれ凄い分かる。今東京のスロットは、時給2000円を巡る戦いになってるんですけど、自分にとっては時給2000円をガツガツした軍団と争って打つ気しないんですよね・・・反面まったり打ててノンストレスなら、時給2000円なくても時にはアリかな~と思ってます。似たような話ですよね

    打つ台が安くなればなるほど、大切になってくるのはこれな気がする。高ければ全部やりますがw

    • 東京は時給2000円を巡る争いになってるんですか!

      さすがに時給2000円で不快な環境というのは割に合わないですよねw
      もはや稼働そのものを休止しても良い気もしますが・・・

  • スロパチやり始めて間もない人は勝つこと最優先かもだけど、ある程度の期間やってると大事ですね。
    ストレス溜めて稼働して、帰路や自宅でもイライラして過ごし翌日まで疲れを持ち越し、モチベーションも落として翌日寝坊、朝だけ稼働、休みとかなりますし。

    マナ悪側が排除されるべき、とは思ってますけど実現は無理ですね。徐々に牛歩で環境はよくなるでしょうがパチ屋がなくなる方が先だと思います。

    • そうですよね。ストレスというのは必ず別のどこかにシワ寄せが来ますからね〜。
      というか不快な環境では「稼働=苦役」になっちゃうので、こういう仕組みだと期待値と別の部分で悪影響が出ると確信しています。

      あと、「スロをやり始めて間もない人は勝つこと最優先かも」というのは仰るとおりですよね。
      貯金が少ない人もそうですが、ある程度の余裕ができるまでは勝ちに拘ったほうが良いでしょう。

      逆に言うと、ある程度の余裕ができてしまえば環境を選ぶ事ができるんですよね〜。

  • 東京はほぼ非等価ですし天井狙い機種も減ってるんで、設定狙いするしかない状況になってきてますね。設定狙いは時給2000円を巡る争いらしいです。天井狙いは朝行ってすぐ帰るか、徘徊空き待ちしてまでやるかは人それぞれですがこれも高くしようないですね。特に天井狙いしてた人の大半は止めてると思います。

    自分もたまに近所でジャグラー打つか、ゴッドエナするぐらいですね。イベントの店とかいくと、こんな状況でも競争凄いので(^^;。プロの知り合いいますが、パチンコも結構厳しいみたいですよ。基本打つ価値はなさそうな。好きな人打ってください、って感じですかね

    • 去年の10月くらいからマトモな新台が出ないですからね〜。
      新台循環がないと知識乖離が発生しづらくなり、結果として期待値も積みづらくなり、時給2000円の争いになるのかもです。

      今だったらディセントが出てますが、
      このように新台が出ないと知識乖離が出ないでしょう。

      まあディセントほどのエナ台の必要は無いので、剛衛門とか地獄少女クラスの台が適度に循環してくれれば期待値は拾いやすくなるんですよね。

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