ども、くろっくです。
今回は僕の養分時代の話をします。
僕は養分経験が結構長かったです。
なので、今メチャメチャな立ち回りをしている人の思考経路というのは痛いほど理解できます。
当時の話をすると、4号機の北斗吉宗全盛の頃。
当時だと20~21歳くらいだったかな。
雀荘のバイトをしつつ休みの日にスロに行くという感じでした。
13時間×週4というシフトで、時給は920円。
そして、もし土曜が休みだとすると、
13時・スロット
18時・パチンコ
19時~終電・フリー麻雀
クズのフルコースですね。
さすがにこんなオールスターの日は稀にでしたが、
いわゆるギャンブル依存症でしたね。
その中でも特に好きだったのがスロットです。
北斗が大好きで、ヒマさえあれば養分打ちでした。
で、養分なんでスロも結局負けるわけじゃないですか。
この時の思考経路としては・・・
「○○時間の労働がパアだ・・・」
つまりは「この負け額は何時間の労働で補えるか」という思考になりました。
言い換えると、
「○○時間がタダ働き同然になってしまう!」
なので負け額を取り戻そうとして、どんどん悪循環になっていくという感じでしたね。今振り返ると。
「負け額を取り戻す!」というのもそうなんですが、
「実質タダ働きを回避せねば!」という意味も大きかったです。
当時の雀荘の時給が920円だったので、
「5万負け=55時間相応のタダ働き」という意味になります。
本来なら、55時間の苦痛の報酬で5万円が手に入る。
では報酬がゼロならどうなるか。
あれほどの苦痛を払った結果がタダ働きだとしたら。
そこには絶望しか残らないだろう。
眩暈・嘔吐・嗚咽。
3拍子そろった懲罰労働である。
もちろんカイジの地下みたいな所じゃないですよ。
むしろ当時のバイト先は、相当にぬくぬくとした環境でした。
しかし、ぬくぬくだからとかは関係ない。
5万負けたら、55時間分の絶望が待っているのは変わりないです。
ならばどうするか。
55時間の絶望を力づくで回避せねば!
→北斗揃い20連でチャラだ!
そして5万負けの傷口はますます広がり、最終的に所持金はゼロに・・・
当時の僕の思考経路としては、こんな感じでした。
毎月毎月こんな日々が続いていましたね~。
でもこれって案外に、リーマンやガテン系の人にも共通したりしないですか?
あるいはバイトの給料で打ちに来てる学生なんかもそうですね。
例えば、手取り30万の人が6万負けるとします。
これって実質的に1週間のタダ働きですよね。
「タダ働きはイヤだ!」
「あれほどの苦痛を1週間だぞ。それで見返りがゼロだなんて耐えられない!」
→「待てよ、GODinGODでチャラやないか!」
こういう思考経路にならないですかね?
1万円を稼ぐ重み、5万円を稼ぐ重みをヘンに知ってる。
だからこそ、失う事実に耐えられなくなる。
そして、取り戻そうとして傷口を拡げる。
こんな流れでは無いでしょうか?
5万円というのは、
手取り25万円なら1週間近く。
時給1000円のバイトなら50時間分。
働いてると、どうしても重く感じちゃいますよね。
というか「時間を切り売りする働き方」だと、こうなっちゃうと思いますね。
だからリーマンやガテン系の人が、いわゆる養分稼働が多いのも理解できるんですよ。
やっぱり、お金を稼ぐ事の大変さを知ってるからなんですよね。
そもそも、これのマズイところって・・・
「収支を1日単位でしか見れない」
これが大問題ですよね。
「収支や期待値量を月単位年単位で見る」
これが正解であって、こんな事は専業にとっては基本中の基本です。
しかし仕事とかバイトとかを併行してると、簡単な話ではない。
どうしても1日単位でしか物事を見れないんですよね~。
次はいつ来れるか分からないし、こんな状態で明日仕事に行きたくない。
ならば、何が何でも今日のうちに・・・となりますよね。
じゃあどうすれば良いか。
やはり「この1万円を稼ぐのは大変なんだ」という悪しき価値観を捨て去る以外に無いです。
僕の場合はどうだったかというと、
バイト先の雀荘が幸運にも潰れてくれました。
なので、この労働時間で換算する考えから脱却できました。
すると不思議なことに、
「1万円は1万円」「5万円は5万円」という感じになり、
金銭感覚が程よい塩梅で麻痺してくれました。
なんというか「1万円は単なるお金でしょ?」みたいな、
重くもなく軽くもなく丁度よいバランスになりましたね。
僕の場合は「この1万円を稼ぐのは大変なんだ」という悪しき価値観から脱出できましたが、
それは自力ではなく、「バイト先が潰れる」という他力による幸運でした。
もし今、リーマンやガテン系や学生でスロで養分稼働をしてしまうという人がいたら、
まずは「お金を稼ぐのは大変なことなんだ」という悪しき価値観は排除すべきです。
まあ僕なんか単なるラッキーで排除できただけなので、
「仕事を辞める」以外での排除のやり方までは分かりません。
やっぱり価値観を変えるとなると、「容易な事では無い」という事でしょうか。
一つ言うと、もし学生でバイトしてる人で「本気でスロで勝ちたい!」と考えているのなら今すぐにバイトを辞めるべきだと思います。
正社員とかと違って身軽なのがバイトの特権ですからね~。
というか今の時代は、
「お金を稼ぐのは大変なことなんだ」というこの考え。
これはスロに限らず、全ての分野において養分思考だと思います。
この悪しき価値観はスロとかギャンブルとか関係無しに、絶対に排除すべきであると思いますね~。
どう排除すれば良いのかは分からないですけど・・・
では、ここらへんで。
自分は、負けたときはこの負けた分の金があったらいろんな事ができた…っていっつも後悔してましたね。笑
そのくせ勝った時はパーっと使って、またスロしに行って負ける。のクズ人間スパイラルでした。
本当第9地区さんのおっしゃる通りのメンタルでした。笑
ラオウ昇天させれば、チャラだ!!ケンシロウこっち向いた時ボタン離せば絶対勝てる!!って心の中で唱えまくってました。笑
>>自分は、負けたときはこの負けた分の金があったらいろんな事ができた…っていっつも後悔してましたね。笑
メチャメチャ分かります。
これもまた、お金の重みをヘンに知ってるからなんですよね〜。
そして、「取り戻さなきゃ→傷口が拡がる」の黄金方程式になるんですよねwww
やっぱり上手いこと金銭感覚を麻痺させるのが第一歩かもしれませんね。
4号機の猪木で大負けしながらも「チャンピオンロード」引けば取り返せるかも!!
↑まさしくこんな思考回路でしたね~
タダ働きが嫌だ!!ってのは伏兵も同じようにとらえてました(・ω・;)
やっぱ頭の中で○万円負けると、○時間タダ働きかぁ(ノω・、) ウゥ・・・
これって今でも同じように悩んで(後悔して)いる方多いと思いますね。
伏兵は偶然にも ぽるさんの「期待値稼動」のブログで
http://poru8.blog102.fc2.com/blog-entry-6.html
↑の記事読むようになってから、勝ち続ける事ができましたけど、そのブログ見なければ、今でも負け続けていてずっと悩んでいたかもです。
結局はきっかけさえ掴めれば視点も180度変わるってことなんですかね??
今では勝ち方を教えてくれたサイトに感謝があるばかりです(`・ω・´)ゞ
Ps
あんま上手い紹介記事書けず すまんです。
普段稼動日記メインだから記事の雑さは勘弁してください (´;ω;`)ブワッ
ぽるさんのブログ拝見しました。
2008年の時点で「期待値」という言葉を使ってるのって普通にスゴイですね。
この頃は「期待値」なんて言葉は全然浸透してなかったと思うし、
たぶん僕も耳にした記憶は無いと思います。
>>Ps
あんま上手い紹介記事書けず すまんです。
普段稼動日記メインだから記事の雑さは勘弁してください (´;ω;`)ブワッ
雑だなんてとんでもないです!
むしろ過保護すぎでは?くらいに丁寧に紹介して頂いて、本当に感謝しております。
おかげさまで、昨日今日とPV数がウルトラ急騰してます\(^o^)/
この当時の期待値稼動のサイトって本当に少なくて、伏兵の中ではぽるさんのブログは毎日更新楽しみにしていたサイトですね~
気付いたら更新止まってしまいましたが、会う機会でもあれば是非お礼を言いたいです。
この当時はROM専だったので、1読者がブロガーにコメントをするという事に抵抗があった時代でもあります(笑)
今でこそ溢れ変える程のサイトが存在していますが、先駆けになった彼のようなサイトは素直に凄いの一言でしょうね!!
>むしろ過保護すぎでは?くらいに丁寧に紹介して頂いて、本当に感謝しております。
おかげさまで、昨日今日とPV数がウルトラ急騰してます\(^o^)/
少しでもお役に立てたなら素直に嬉しい限りです♪(/・ω・)/ ♪
今回の第9地区様の「ハーデス考察記事」は胸を張っていいほど良い記事だたと個人的に思っておりますぞ(`・ω・´)ゞ
自分は昔から金銭感覚が壊れてたのでこういうの全くわからないんですよね。
そのせいか養分時代というのもないです。
お金は大事だというけど大事にすると減るなんて、お金ってなんなんでしょうね。
>>お金は大事だというけど大事にすると減るなんて、お金ってなんなんでしょうね。
「単に選択肢が増えるだけ。しかしこれは大きい。」
みたいな事は耳にしますよね。
今ふと思ったんですが、
「お金を稼ぐのは大変なんだ」と考えてる人。
それから、純粋に経済力が無い人。
こういう人達って、「損切り」という選択肢がとれないのかもしれませんね。
例えば、5万の損切り。
これは上に該当する人は結構厳しい事かもしれないですね。