リング終焉のスルー回数別のボーダー調整について

ども、くろっくです。

今回は、リング終焉のスルー別のボーダー調整についてです。

リング終焉のスルー天井は、基本的には９回スルー後です。

それだけではなく、０～８回にもスルー天井の振り分けが存在します。

御覧のように振り分けの薄い所と濃い所があります。
そのために「何回スルーしてるかによって期待値が違ってくる」という現象が起こります。

とはいえ、ほんの僅かなレベルですが。

では、天井期待値はスルー回数に応じてどの程度変わるのか？

この３種類のパターンにて計算しました。

では、早速ご覧ください。

リング終焉・スルー回数に応じた天井期待値

特徴としては、４スルーと６スルーは規定スルー天井の振り分けが強いので期待値は上がります。

逆に１～３スルーなどは「当該周期がスルー天井規定だった」という確率が総平均よりも下がるため、期待値が若干のマイナスになるということです。

天井狙い時の期待値の足し方

天井狙いの場合であれば簡単です。

シミュ値にスルー回数別の乖離額を足せば良いです。

例えば2スルーの0Gならば。
0Gの期待値に△37.1～124.2円が追加されるという形です。

例えば4スルーの400Gならば。
400Gの期待値に+122.8～411.8円が追加されるということ。

ゾーン狙い時の期待値の足し方

ただしゾーン期待値の場合は、期待値の足し方の方法が違ってきます。

例えば6スルー時に400～640のゾーン狙いをするとします。

これは「ゾーン期待値＋131.6～440.8円」では誤りです。
「ゾーン期待値＋131.6～440.8円×当選率」がゾーン狙い時の足し方。

仮に440～640の当選率(CZ等込み)が60%だとします。
そうすると「ゾーン期待値＋78.9～264.4円」が6スルー時の期待値ということです。

迷う時はスルー回数を決め手にしよう

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どうしてこんな微レベルの期待値増減について書いたか？というと・・・

・微妙なG数でのゾーン狙いで迷っている場合
・640抜けから小役やCZなどで微妙に引っ張られた場合

上のように、どうするか迷う展開に遭遇する時があります。

この場合は、スルー回数を決め手にして判断しよう！ということです。

例えば、340～がゾーン狙いを迷うラインだとすると・・・

・0スルーは打つ
・1～3スルーは打たない
・4＆6スルーならば330～でも打つ

こういう風にマニュアルを組めます。

例えば、ゾーン抜けで680までCZ等で引っ張られて天井まで打つか迷っている。

・0スルーは打たない
・1～3スルーは690でも打たない
・4＆6スルーならば天井まで打つ

「迷ったならスルー回数で」と決断できます。

注意点

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あと最後に。

初回継続や高ループの恩恵がある場合は、０～８回規定も９回規定と同様に恩恵が発生する。

これが、今回のスルー別期待値乖離を出すにあたる前提です。

例えば、初回継続の恩恵があるスペックだとします。

０スルーのゾーン狙いをしてHIT
→運よく規定回数０回に当選
→スルー０回でも初回継続の恩恵は発動！

こういう仮定です。

そもそも、本当に０～８回でも９回と同様に恩恵は発動するのか？というのも分かりません。

というか、スルー天井に恩恵があるのかないのかも分かりません。

なので今回の記事は、仮定の上のさらなる仮定に依存する話だということは言っておきます。

では、ここらへんで。

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